このブログでは、「人と動物が健康で幸せな社会をつくる」という夢のもと、飼い主さんとペットの暮らしに役立つ情報を発信しています。
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〜毎日の「なんとなく気になる」を見逃さないために〜
「なんだか元気がない気がする」「最近よくかくようになったかも…？」
そんな”なんとなくの違和感”、ありませんか？
動物たちは言葉では不調を訴えられません。だからこそ、日々のちょっとした変化に気づくことが、病気の早期発見につながります。この記事では、飼い主さんがおうちでできる基本的な健康チェックの方法をご紹介します。
1. 見てわかる「見た目チェック」
まずは全体の様子を観察してみましょう。
以下のポイントに注目してみてください。
- 毛並み：ツヤがあるか、抜け毛が増えていないか
- 目：目やにが多くないか、白目が赤くないか
- 耳：汚れや臭いがないか、頻繁にかかないか
- 鼻：乾きすぎていないか、鼻水が出ていないか
- 口元：口臭が強くないか、歯茎が赤くなっていないか
- 体型：急に痩せたり太ったりしていないか
特に「いつもと違う」と感じたら要注意です。
2. さわって確認「触診チェック」
やさしく体に触れながら、不調のサインがないかチェックしてみましょう。
- 体の左右差：腫れ・しこりがないか
- お腹：張っていないか、痛がらないか
- 足腰：触れたときに嫌がる部位はないか
- 皮膚：赤み、かさぶた、かゆがる様子はないか
「いつも撫でている」感覚の延長で大丈夫です。触れたときの反応を観察するのも重要なポイントです。
3. 日常の中の「行動チェック」
行動の変化は、体調変化のサインかもしれません。
- 食欲や飲水量：急に増えたり減ったりしていないか
- 排泄の様子：便や尿の量・色・におい・回数に変化はないか
- 活動量：散歩や遊びたがる様子に変化は？
- 性格や様子：急に怒りっぽくなったり、逆にぼんやりしていることは？
「なんとなくいつもと違う」という違和感は、飼い主さんにしか気づけないこともあります。
気になる変化があったら…
おうちチェックで「ちょっと気になるな」と思ったら、無理に様子見をせず、動物病院に相談してみてください。
どんなに小さな変化でも、早期発見につながる大切な手がかりです。
毎日のふれあいがいちばんの予防
健康チェックといっても、難しいことをする必要はありません。
いつものスキンシップや日常の中で「見て・さわって・気づく」ことが、動物たちの健康を守る第一歩になります。
愛犬・愛猫との毎日を、安心して長く続けるために。
ぜひ今日から、ちょっとしたチェックを習慣にしてみてくださいね。
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